◆合同合宿イエーイ!◆

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啓吾は煉の話しを真剣な顔で聞いていた。 煉が話し始めて10分が経った頃。 「そうか……空井のお兄さんがダークナイトか。空井はこのこと知ってるのか?」 「知ってます。泰陽も里奈もセイバーナイトなんですよ」 「!?……里奈って木村のことか? 空手で全国行って、お前の幼なじみの……」 「はい、その木村です」 「……今日は色々と驚かされるな……それに恐怖心か……」 「……僕はどうすればいいんですか……怖くて仕方がないんです……先輩は怖くないんですか?」 「怖いよ。かなりね。俺なんか腕一本落とされたことあるもん」 煉は驚き、啓吾の腕を見るが腕はちゃんと付いていた。 「生徒会の川田 美雪っているだろ? あいつもセイバーナイトなんだが、あいつに腕をくっつけてもらったんだよ」 「腕を?」 「そう。腕が無くなった訳じゃねぇから、くっつけるだけで済んだんだよ」 「痛さとかで怖くならなかったんですか?」 「確かに痛かったよ。けど負ける訳にもいかないだろ? 世界の命運は俺達が握ってるんだから」 啓吾は照れ臭そうに言った。
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