◆合同合宿イエーイ!◆

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「《属性具現》は分かりました。でもどうやって猫を斬ったのか分からないんですけど……」 「そうだったな」 すると、刀に纏っていた電気は啓吾の体までも纏い始めた。 「え!? 痺れないんですか!?」 「痺れないよ。最初はな、電気を発生させることしか出来なかったけど、《属性具現》は鍛え次第で自由に操れるようになるらしいんよ。んで今は電気を体に馴染ませることで、電気の速度を得たわけよ。つまり、さっきは動いてないんじゃなくて、見えない程の速度で動いてたんだよ。まぁ、1、2回ですぐバテるけどな。とりあえず隊長クラスと戦うなら《属性具現》は必須だな」 煉は隊長という言葉で華月を思い出した。 あの時、華月の手から光線が出た力も《属性具現》の内の一つだったのかもしれない。 「先輩はいつ、武器猫に出会ったんですか?」 「うーん、ちょうど2年前かな?」 「に、2年!? そんな前から武器猫っていたんだ……気付かなかった」 「まぁ、ダークナイトだって表ざたになりたくないんだろ。襲ってくんの夜中だし」
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