◆合同合宿イエーイ!◆

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「確かに……じゃあ先輩は僕よりもたくさん戦ってきたんだ……」 「んー、まぁな。でも全然隊長に会わないんだよねぇ。びびってんのかな?」 「《雷》の力、凄いですもんね。流石の隊長もビビると思いますよ」 「よし! じゃあ煉も相手をビビらせるぐらいに特訓するか!」 啓吾は双剣を手から離し、笑顔で提案してきた。 「はい! お願いします!……特訓は夜中ですよね?」 「当たり前だろ?」 (部活の後に特訓か……思ったより厳しい合宿になりそうだ) 「じゃあ僕は明日に備えて部屋に戻ります。里奈にも特訓のこと言っておきますね?」 「あぁ、わかった。しっかり休め」 そして煉は部屋に戻って行った。 煉を見送った啓吾はソファーに飛び込み横になる。 「……キッツイなぁ」 横になってそう呟いた。 雷を体に馴染まることによって驚異的なスピードを手に入れたが、多用は出来なく、使った後の反動でかなり疲れてしまう。 リスクが大きかったのだ。 「俺もまだまだだな」 啓吾はそう呟き、寝ることにした。
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