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その後、何事もなく午前の練習を終え、現在は午後の練習メニューをこなしていた。
もちろん昨日と同じ、メニューは筋トレ。
「つ、つらい……」
煉は腕立て伏せの最中だった。
「俺も、つらい……」
草部も煉の隣で腕立て伏せをしていた。
腕立て30回。
腹筋 30回。
背筋 30回。
スクワット30回。
↑以上を3セット。
それが終わると10分休憩で休憩が終われば、また3セットをやる。そして30分の休憩の繰り返し。
これを6時までやるのが剣道部の午後のメニューだった。
「ぬ、ふぬおぉぉ!」
草部は腹筋が上がらなくなってきた。
「く、草部! 頑張れ!」
煉は既にスクワットをやっていた。
そして地味は既に10分の休憩に入っている。
「や、やべ! 腹筋から進めねぇぇぇ!」
「草部、僕は休憩に入らせてもらうよ」
「れ、煉!? 裏切りやがったなあぁ!!」
二人で騒いでいると、先輩達の目線を感じた。
「黙ってやれ!!」
啓吾以外の先輩に怒られてしまった。
「あの先輩、明日の午前練の練習試合でぶっ飛ばしてやる」
「僕も」
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