◆合同合宿イエーイ!◆

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旅館近くの森の中。 お風呂から出た煉は、里奈と泰陽に事情を説明し、夜の特訓に誘った。 そして現在、煉と沙助、里奈と菊、泰陽、啓吾と双太は森の中にやって来た。 「よし! 特訓始めるぞ!……空井の猫は?」 「忘れました!」 「よし! 帰れ!」 「了解しました!……ってそれはないだろう!」 (先輩にノリツッコミ!?) 煉と里奈は苦笑いしながらその光景を眺めていた。 「じゃあ空井は筋トレな?」 「了解しました!」 啓吾は筋トレのメニューが書いてある紙を泰陽に渡した。 その紙を見た泰陽は突然泣き出した。 「どうしたんですか? 泰陽は?」 「ちょっとキツめにしただけさ」 「これキツいどころじゃない! 地獄じゃん!」 必死な泰陽に里奈が…… 「やれ」 「イエス! アイドゥ!」 「意味が違うし」 「あーもう!! 漫才ばっかやってないで、さっさと特訓やるぞ!」 「はい!」 三人揃って勢いよく返事をした。
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