◆合同合宿イエーイ!◆

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「ハハハ! なら……《地雷》!」 啓吾は双剣を地面に刺し、地面に電気を流した。 「煉! 木!」 里奈は咄嗟に近くにある木を指差す。 一瞬戸惑ったが、煉は頷いて急いで木を登った。 「馬鹿か? 地面から生えてる木にも電気は流れるぜ?」 「ですよね……」 煉は苦笑いしながら言った。 気付いていたのだが、あまりに里奈が必死だったからつい木を登ってしまったのだ。 「煉! 気付いてんなら言ってくれればよかったのに!」 煉と里奈は電撃が来る前に啓吾から離れるように木を飛び移り、ひたすら避けていた。 「よし、せっかくの特訓だからな。新しい技に挑戦するか」 啓吾はそう呟くと、人差し指を上にピンと立てた。 そして集中すると、人差し指の上に電気の球体ができた。 「何だあれ?」 煉は球体を見てそう言った。 「とりあえず警戒はしとかないと駄目だからね?」 里奈は煉に忠告しといた。 そうしてる間にも球体はどんどん膨らんでいく。 そしてソフトボールぐらいの大きさになったところで…… 「こんくらいかな」 啓吾はそう呟いた。
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