◆合同合宿イエーイ!◆

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「うわあぁぁー!!」 煉と里奈はダイビングヘッドで電撃を避けようとした。 「間に合わない!!」 煉と里奈は倒れたまま咄嗟に目をつむり、頭を抱えて衝撃に耐える準備をする。 「…………?」 しかし、いつまでたっても体に変化は無い。 二人は恐る恐る目を開き辺りを見渡すが電撃は無かった。 そして啓吾が苦笑いしながらやって来た。 「わりぃ、わりぃ。双太が疲れたって言うから」 「へ?」 「属性具現ってさ、俺も猫も疲れるんだよ。合宿だから尚更疲れちゃってさ」 「じゃ、じゃあ、電気は!?」 「属性具現も刀離せば消えるけど……だよな?」 啓吾は双太に問い掛けた。 「……うん……それより眠い……」 「あぁ、悪いな。先帰ってろよ」 啓吾はそう言うと、双剣を手放し猫の姿に戻す。 「うん」 よほど疲れたのか、双太は早々に旅館に向かって行った。 「特訓は終わりですか?」 「終わり終わり。また明日だな」 「俺も!?」 泰陽が期待を込めた眼差しでそう言ったが…… 「部屋で続きやれ。もちろん明日も同じメニューな」 「……了解」 泰陽は渋々と了解した。
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