◆合同合宿イエーイ!◆

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その後、4人は旅館に帰って行った。 そして啓吾は自室に行き、里奈と2階で別れ、煉と泰陽は3階に向かう。 そして、広間に出ると地味が誰かと電話をしていた。 「……うん……無かったね……仕方ないよ……うん、よろしく頼むよ」 そして電話を切った。 「ふぅ~」 地味はため息をつくと…… 「相手の声、女の子じゃなかったか?」 「うわぁ!?」 いきなり後ろから声をかけられた為、地味は驚いた。 後ろを向くと、にやけ面の泰陽がいる。 「彼女なのか!? ん!? どうなんだ!?」 「ち、違うよ。古い友人だよ」 「まぁた、そんなこと言って! 母さんは騙されませんよ! ホントのこと言いなさい!」 「か、母さん!?」 その光景を見ていた煉は呆れて…… ドゴッ! 鈍い音が辺りに響く。 「ヴ!?」 煉は里奈に習った泰陽の仕留め方をやってみたのだ。 「ホントだ……ここ殴ると気絶するんだ……」 煉は感心していた。 「地味も泰陽がうざいなって思ったら、この技やりなよ?」 「うん、ありがとう」 里奈の奥義(泰陽専用)は煉から地味までにも受け継がれていった。
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