◆一緒に◆

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孝地が今いる所は、ダークナイトの基地である。 7つの隊の一つがここに潜伏しているのだ。 地下にある為か、中は少し薄暗い。 孝地は先に進むと、大きな広間に出た。 この広間から沢山の個室へ繋がっている。 ダークナイトに選ばれた人間や、選ばれてないが操られてもいいからダークナイトに加担する人間が寝泊まりしている。 そして一つだけ他の部屋と形が違うドアがあり、孝地はそこに向かった。 そこには見張りが二人いた。 「隊長に合わせてくれ」 孝地は機嫌が悪い為、見張りに威圧的に言った。 「それは出来ない。隊長はセイバーナイト殲滅の任務で帰られたばかりだ」 「少し話すだけだ! いいから入れろ!」 「少し落ち着け。今から隊長に聞いてみる」 そして見張りの一人が部屋に入っていった。 5分後見張りが出て来た。 「入っていいそうだ」 「ククク、流石隊長は話しが分かる」 そして孝地は隊長のいる部屋に入った。 中には会社の社長が使うような机と椅子があり、ソファーが二つあった。 そのソファーの一つに青年が横になっていた。
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