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「ちょっと早くない?」
里奈はダークナイトや武器猫について、もう少し煉に聞きたかったようだ。
「早いでしょ。レシートもあるぜ?」
そう言って、泰陽はレシートを里奈に渡した。
里奈はそれを受け取り、よく見てみると、隣町のスーパーの名前が確かに書かれている。
「す、すごい……ちょっと見直したかも……」
「え!? 惚れ直した!?」
「ちがいます! もう泰陽は黙ってろ!」
里奈は泰陽の鳩尾に拳を叩き込み、気絶させた。
「里奈、それはひどいよ。せっかく買ってきてくれたのに」
煉はそう言ったが、
「ひどくない! 今さっき気付いたんだけど、ファンタ頼んだのに、リポビタンA買ってきてるんだよ!?」
「え?」
煉は泰陽が持っているビニール袋を取り、中を見たらリポビタンAが3本入っていた。
「3人分あるし……」
「どうやったら間違えんのよ」
二人は呆れていた。
そして泰陽が起きるまで、学校の話や、明日の事を話して楽しんだ。
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