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「で、さっきから私に質問してばっかりだけど、貴方は誰なんですか」
「ん?俺か?俺は文神尭。…しかしよりによって幻想郷とはなぁ…」
慌ててない辺り、俺の適応力に拍手。
ってそうじゃなくて。
「…よわったな。帰る方法何か無いかな」
「あるわよ♪」
突然の第三者の声に、俺と天子は驚いて振り返った。
この登場の仕方は…
「…八雲紫(やくも ゆかり)か」
「ふふ、正解」
その言葉通り、現れた隙間から八雲紫が現れた。
傘を片手に。
「ようこそ、幻想郷へ」
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