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「修ってシスコンだよな、かなり重度の」
「はぁ?」
冨岡がケラケラ笑う。
「確かにそうかも!」
「美雪さん可愛いもんな」
「俺結構好みだぜ?全然付き合え…いでででっ!」
思いっきり冨岡の頬をつねる。
お前になんてやらねー。
「無理無理。冨岡ごときじゃ姉貴と付き合うのは無理」
「えー」
「えーじゃねーよ」
あの天然ボケに付き合えんのは、片手で数えられるくらいしかいないと思う。
ねーちゃんの別れ方は、向こうがついていけなくて、ふられる感じのが多い。
俺が中学生の時の彼氏さんに相談されたが、慣れるしかないって言った1週間後にねーちゃんと別れた。
「やっぱ年上だよなぁー」
「大人の女だよな~」
「「なっ?」」
「同意求められてもね」
年、あんま関係ないし。
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