登校

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ジリリリリリリリガシャ… ? 「朝か……まだ眠いな。」 そして主人公の高見慎一(たかみしんいち)はぼやきながらベッドから出て服を着替えて二階から一階に降りていった。 「おはよう。」 慎一は今おはようと言ったが誰かがいる訳では無い。 慎一の両親は10歳の時に静岡に旅行に行ってから行方が分からなくなっている。 しかし何故か毎月15万ほど家に送られてくるため生活には何も問題ないのだ。 警察に捜索願を出したが全くと言っていい程、情報がないため足取りがつかめなかった。 毎月、送られてくお金も日本のいたる所からから送られてきており、お金を送る日にちも場所も毎回違う為、次はどこから送られてくるか解らず、すでに捜索打ち切りになってしまった。 しかし慎一は両親がいなくなった今でも昔の週間で毎日おはようと言ってるのである。 「行ってきます。」 そして慎一は適当に弁当と朝食を作って食べ家事をすまし学校に行く支度をして学校へ向かった。
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