隻眼の少年

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-ミサキside-             私の名は西蓮寺 ミサキ。 西蓮寺グループの次期当主だ。 私は今、執事長に私専属の執事を就ける議論を行っている。             「だから、私は自分で執事を決めると言っておるだろう!」             「いいえ、なりません。 専属執事は私が決めた者にやらせます」             ムゥ、執事長のジジィ(本田)め…私に選ばせてくれてもよいではないか!! いつも規則だの、法則だのと決めつけおって。             ふんっ…こんな所出て行ってやる!!                        と言うのが、約1時間前のお話。
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