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~紅魔館上空~
一人の魔法使いが空を飛んでいた。
見た目から黒白とでもいうのだろうか。
彼女は霧雨魔理沙。
普通の魔法使いだ。
『へへっ、霊夢んちに行く前にパチェんとこで本でも借りるかぁ!ん?ありゃあ門番かぁ?』
普段なら紅魔館に入るときは中国を倒して入るかこっそり素通りするかの魔理沙だったがちょっとした好奇心からか近寄っていく。
『おい、だいじょうぶか?』
………返事がない。ただの屍のようだ。
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