廃墟

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コツコツコツ… 鳴り響く足音… コツコツ…コツ… 背後からの足音… 誰か… いや…゙何が着いてきている… 私は後ろを振り向くことなく全力で走った。 ゛後ろに振り向いたら最後゛ そう…誰かに言われた気がしたから… でもね…やっぱり気になって…入口で後ろに振り向いたの… そしたら… 聖奈「きゃー無理無理無理ですっ!」 片桐「おぃおぃ…いい所なのに叫ぶなよ~(笑)」 光「そうよ~ただの怖い話でしょ?」 入江「なんで心霊研究会入ったんだよ…」 結城「まあまあ…みんなそう怒っちゃ聖奈ちゃんが可哀相だよ…」 聖奈「ご…ごめんなさい…」 ほんと…なんで心霊研究会なんかはいちゃったんだろう… 事の始まりは一週間前… 光「ねえ聖奈~、サークルもう決めたの?」 聖奈「ううん、まだ…いっぱいあるから迷っちゃって…」 光「だったら一緒に心霊研究会入らない?」 私…怖いの苦手なんだよな… 聖奈「うん、入る。」 といってしまったのが始まり… もちろん光は私が怖がりなのを知らないわけで… 今に至ります。 部員は 三年生 片桐陽平(部長) 日比野飛鳥 二年生 入江響(副部長) 結城彰 一年 川瀬聖奈 芹沢光 そうそう…飛鳥さんは数か月前から体調を崩して学校にも部活にも来なくなったらしい… ただ、休みがちになる前に意味深なことを言ってたらしいの… ゙後ろを振り向いたたら最後゙ ゙生きてはかえれない゙ まあ、とにかく現在部員は6名です。
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