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そして連休前のある日…
片桐「みんな…毎日のようにホラービデオ見たり…怖い話をしたり心霊写真研究してるだけじゃつまらないだろう?」
入江「あー、たしかになあ…なんか味気無いな。」
結城「そうかなあ…?それはそれで楽しいけど…」
光「私、入江先輩とどう意見!」
元気いっぱい言う光ちゃん…
聖奈「わ…私は…」
光「聖奈!!聖奈もつまらないわよねぇ?」
うぅ…恋してる女は怖いよ…←自分で言うか
光…入江先輩好きになってから、何かと意見合わせちゃってるよ…
そして光には協力するよう釘刺されてるし…
聖奈「わ…わたしも…光ちゃんとどう意見… はぁ(溜め息)」
片桐「結城以外賛成な訳だな?うっし!決定!この三日間の連休使ってある有名な廃墟に肝試し行くぞ!」
え…えぇぇっ!?
は…廃墟…
私は言葉聞いただけで身震いした…
入江「うわ!廃墟とか…まじか?テンション上がるんだけど!」
ニッコニコしながら喜ぶ入江先輩…
そしてそんな入江先輩を見て笑顔の光ちゃん…
結城「廃墟…ってまさか…あの……あそこの… 止めた方がいいんじゃないですか?部長…」
光「結城先輩は恐いんですか?」
結城「いや…あそこは…」
片桐「ごちゃごちゃうるせーな…結城。あんな噂、嘘に決まってるだろうが…」
う…噂?
入江「そーだよ。結城!現実的にありえないから!」
聖奈「ぁ…ぁの」
片桐「じゃあ明日夜8時に×○病院前集合な!じゃ、今日は解散。」
流されちゃった…
でも廃墟が病院…て相当危ないんじゃ…
そんな不安を抱えつつ、時間はあっと言う間に経って言った…
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