廃墟

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そう… 私達は前ばかり気にしてた… 入江「…上…にいるとか…」 サラ… 光「……なんか…触れた…か…髪の…」 フフフ…フフフフフ… 片桐「芹沢!上見るな!俺たちのとこに走って来い!」 前方に居ないと察知した部長、入江先輩、私は光から少し離れ前方通路の近くにいた。 結城「芹沢さん、早く!」 ヒュルル… 光「あ…あああああっ…たす…たす…たすけ……う…ああ……」 ヒュルルルルル… 光は上から垂れ下がる髪の毛に首を締められ…持ち上げられ…つまさき立ち状態… 聖奈「ひ…光ぅ!!」 私は恐くて上をはっきりと見れない けど…長い長い髪の毛が… 私の目に映り… 何かがいることを… 理解できた…
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