パワースーツ

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辰義はスーツを出ようとした! しかし…スーツのカバーは開かなかった。 『何で…何で開かないんだ!』 辰義はあらゆるボタンを押した。 バリバリバリバリバリ… 銃声が聞えると少年達は血まみれになって倒れた… 『何で……武器まで装備してんだよぉ…!』 息のある少年は言った… 『あのオヤジ…女を浚えば…金をやるって…騙しやがったな…』 辰義は少年を見た… 『誰だ!そのオヤジって…』 『アンタを……始めに……殴った時に……駆け寄ったオヤジだよ……俺ら…初めから……頼まれてアンタの…前で女を……………』 少年は息を引き取った… 『嘘だ……加藤さんは……初めから俺を……こいつに乗せる為に……何の為に?』 『うぅ……』 満子が目を覚ました。 『キャアァァァァーッ!』 満子の絶叫が木霊した。 『人殺し……辰義さん……!』 『違う!満子さん…聞いてくれ!』 辰義は満子に駆け寄った。 『いやぁぁぁあ!来ないでーっ!』 『満子さん!』 ゴキッ……グシャ…… 辰義は満子の両肩を掴み…そのまま…潰した…… 『うぅ……うわぁぁぁーっ!』
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