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車は急発進した!
『満子さーんっ!』
走り去る車に辰義はただ…立ち尽くした…
辰義は激しく門を叩いた!
『加藤さん!加藤さん!』
『どうしましたか!野方さん…』
辰義は言った……
『加藤さん……あのパワースーツ……貸して下さい!』
秀作は驚いた…
『何がありました?』
『満子さんが……吉河さんがまたあの不良に……連れ去られました!』
秀作は驚いたが静かに言った……
『判りました……許せませんね……』
地下室で辰義はスーツの中にいた……
『自分が動かすパーツに信号がいき…48の関節は自由に動きます、但し…力は128倍…腕を振っただけで当たった肉体は破裂します………あくまでも脅しで止めないと。』
辰義は頷いた…
『彼女のケータイから微弱電流が流れている……場所はパネルにある地図に表示されます、空は飛べませんが…足の裏のタイヤを使いローラースケートの要領で走れます。』
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