簡単なあらすじ

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10月になり、電気が止まる数日前、タイミングよく2ヵ月半ぶりにユキエからメール。 内容を見ると、 シナリオライターになるためにコンクールに応募したらしく、送り終わったのでおごってやるから明日ご飯食べに行こう。 今度こそお金借りよう。 そう決めたが、翌日になっても、その次の日になってもユキエからの連絡がなかったため、 『君の明日は何日後の事なのか教えてくれるとありがたい』 とメールをした。 夜中にやっときた返信メールには 応募したコンクールが締切が過ぎていたから別のに応募するために書き直していたら忘れてた。 らしい。 次の締切は11月だと言うが、自分からした約束を放置してまで頑張ってらっしゃるので、 お金を貸してもらうために呼び出すのもなんなので借りるのをやめた。 次の電気代は夏のエアコンの使い過ぎで9千円なので支払う宛もなく止まった。 それと同時に所持金は小銭だけだったので私は餓死を覚悟した。
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