No.1「想い」
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「どんな人なんですか?」 千里はまるで子供のように、大きな瞳をきらきらさせている。 「……優しい人だったわ」 「“だった”?」 過去の貴方は、わたしの生きる糧になっている。 今も昔も。 貴方のもとへ、飛んでいきたい。 貴方の隣に、居たい。 「死んでしまったから」 「――え……?」 記憶の中で、生きる貴方。 目を見開く千里はしばらく動けずに、ただわたしの瞳を見つめていた。
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