No.2「記憶」
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「ゆーたーかー、帰ろ?」 小学6年の放課後。 ざわざわする教室で、豊はランドセルに素早く教科書を詰め込む。 「ごめん!今日は無理」 「えー、どーして?」 「だって今日、新しい家族が来るんだ!だから早く帰りたいんだ」 ――“新しい家族”? わたしは子供なりに何となく理解し、にこにこ笑う豊の横顔を見つめていた。 ちょっぴり……、寂しかった。
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