決心

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とりあえず、夏歩のいたらぬ誤解を解いた後はちょっと遅めのお昼ご飯を食べ、俺はあんくんに電話した 「あ、もしもし?あんくん?今日の夜出るけん、明日の朝に着くよ。」 「オッケー!着いたら電話してよ。」 と、簡潔に話をまとめつつ、夏歩と話している途中に、たーからの電話が鳴った。 「泰平君!ヤベーよ、りょう先輩昨日夜中ネカフェに来たらしいよ。」 マジか? ネカフェには手を出さんはずやったんじゃなかった? もうなりふり構ってられないって事かよ… 「誰か…被害にあった人は…?」 「みんな口裏あわせとったけん、大丈夫やったみたいやけど…ゴリモンだけ顔見た事あるとか、言われたらしく、携帯のアドレスチェックされたらしい…。よかったね。みんなに違う名前で登録させといて…」 マジかよ。 夏歩は朝方まで、ゴリモンとネトゲしてたって、さっき言ってたよな。 りょうの事は、ゴリモンから聞いていただろうし… 何で言ってくれなかったんだろう? 「その後は、ゴリモンなんもされてない?」 「うん。大丈夫やったみたいよ。」 マジか… よかった。 「もしかしたら、この辺り探してるかもしれんし、早めに門司港行く?」 どうやら、それが良さそうだな。
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