序章・幻想入り

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そんなものでこんな化け物に対抗できるとは到底思えない。 「ええい、ままよ!!」 俺は距離をとりバックからラケットとボールを取り出し構えトスをあげる。 最大で187キロはでたサーブだ(学生ではありえないけど某テ〇プリの例もあるから気にしない)。多少ならダメージを与えることはできるんじゃないか? 「んぉお!!!!!」 懇親の力を込めてはなったサーブはまっすぐに化け物に飛んでいき、被弾する。 しかし化け物には効くはずもなくなおさら怒らせてしまった。 「グオオオオオオオオオオオ!!!」 「うおおおおお、怒らせてしまったあぁ!!」 さらに勢いをあげて襲ってくる化け物。 さすがに避けきることはできずに俺は左肩をつめで引っかかれた。 「ぐあぁ!」
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