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~♪
マモルの携帯の着信音が部屋に響き渡る
「あ、キングさんから電話だ!」
「何で分かるんだよ」
と突っ込みを入れるタクヤ
マモルはキングをかなり慕っている
その為、着信音は他の人とは変えてあるのだ
「だってキングさんのだけ着信音変えてあるしー……はい、マモルですvv」
「すっげー変わり様だなオイ…」
タクヤはマモルの態度の変わり様に思わず苦笑する
ピッ
何時もならキングとは30分近くも話すマモルがすぐに電話を切って
帰る支度を始める
「どーした?もう帰んの?」
「…んー、帰るっつか仕事っていうか…いや給料はもらえないし仕事って程の事でも無いんだケド…」
「…は?」
「なんて言うか、まあ…キングさんから呼び出しかかったから行くわ」
そう言ってマモルはタクヤの家を後にした
「…意味…わかんねー」
タクヤはマモルが家を出てからもしばらく唖然としていた
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