イシュタル
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女は眼を閉じ、頷いた。 ダンは、そばを離れて、また杯に手をのばし、「飲むかね?」 「………」 「あんた、名前は?」 「ロコ…」 「―――ふむ。西の人か。それじゃあ、ロコ、気分が良くなったら教えとくれ。奥の部屋の暖炉の火をおこさないとな」 「………」 ロコは、また、頷いた。 余程のわけがあるのに違いない。 ダンは杯に酒をつぎながら、思った。
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