夕日だけが僕らを見ていた

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ゆい「ね、岳人!一緒に帰らない?」 岳人「おぅ あ、あのさ…大事な話があるからよ……他の道から帰らねぇ?」 ゆい「オッケー☆」 あたしと岳人は幼なじみ。 小さい頃から今まで殆ど一緒に居た。 恋愛感情は…あるんだ。 でも幼なじみだから、 無理…かな……。 俺とゆいは昔から友達。 ゆいは俺の事を分かってくれてる。ゆいに恋してる…って事以外。 俺はゆいの事分かってるけど…ゆいは俺の事どう思ってるんだろ…。 だから帰りに告白するんだけどな! 時は過ぎ去り放課後 静かな裏道に 二つの鼓動が鳴り響く 岳人「なっなぁ」 ゆい「うん?」 岳人「……好きなんだ」 ゆい「………何が?」 岳人「…」 すると急に前を歩いてた岳人が後ろを振り向いて。 ゛チュッ゛ ゆい「!///」 岳人「好きなんだよ、ゆいが……」 そう言ってゆいを抱き締める。 岳人「ゆい…は?」 ゆい「あたしも好きッ」 岳人「…やった…」 ゆい「あははっ」 お互いきつく抱き締めあう。 夕日だけが僕らを見ていた――
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