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虐待を続ける父親と、それを見てみぬふりをする母親の冷たい目。
二人とも、私を傷つける最低な奴らだ。
「そうだわ。あの二人は要らない」
私は空き缶を高らかに持ち上げ、言った。
「“私が、人を殺してもいい世の中になりますように”最高じゃない!」
そして、空高く掲げた空き缶をひねり潰して、ゴミ箱へ投げ捨てた。
何かに取りつかれたかのように、高らかに狂い笑いをしながら。
しかし私は気付いていなかった。
あの説明文には、続きがあることを。
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