歌稿より
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私はまた鳴門へ旅立った。毎年というわけではないが、数年に一度は鳴門へ来てうず潮を眺めている。大抵はゴールデンウィークの頃、一晩鳴門大橋の下をうろうろし、朝の潮を見て帰ることが多いのだが、今回この時期に来たのは初めてのことだった。
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