プロローグ

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もちろん男は夜景を楽しみに来たわけでも夜風にあたりたかったわけでもない。 男は一枚の写真を一瞥すると身を投げ深い闇に飲まれていった。 男がいた場所には桜の木の下で微笑む女が写っている写真が落ちていた。
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