前置詞

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【of】 かなり出現頻度が高い前置詞です。辞書で調べると… ①~に属する ②~の所有している ③~の性質をもつ ……… とても面倒臭いですよね、これを全部覚えるのは。でも大丈夫です。ネイティブがそうしているように、イメージで捉えることで記憶する量はうんと少なくて済みますし、応用できる幅はうんと広くなります。 それでは【of】の持つイメージです。     【of】 「切っても切れない関係」     大きく三つありますが、基本はこれだけです。それでは例文を     He is independent of his parents.   彼は親元を離れている。(親から独立している。)     前述したように、【of】には大別して三つのイメージがあります。 ①帰属 ②抽出 ③所属 【A of B】という形を見たら、真っ先に「BのA」という風に訳したくなりますね。間違いではありませんが、ちょっと不十分です。ここで少し捻りを入れて、ボーリングの球を思い浮かべてください。Bが球(ball)で、Aは球の穴にピッタリはまるパーツ(adaptation)です。このAがBに入ったり出たりするのが【of】のイメージです。   先程の文ではBがparentsでAがheです。そして、これは②の「抽出」のイメージ。親から離れてもその縁は切れませんよね。 日本語にする際に「~から」だからといって【from】を使うと、勘当されて縁を完全に切った感じがしますよ。
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