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【down】
【up】の対義語です。ですので副詞の用法が…という説明はもういいでしょうか?
【down】
(何か基準より)下に
立て続けに例文を
Come on! Don't let me down.
おいおい!あんまりがっかりさせてくれるなよ。
今回は口語っぽくしてみました。ここの【down】は形容詞ですが、イメージは品詞に関わらず共通です。
【down】は「下に」ですから、この話手は「私が下に行くようにはしないで」と言っています。人の心に注目すると、基準は平常心です。それよりも下にある状況…つまり「落胆」です。日本語でも「沈む」って言いますよね。
次にこんな文を
Go down this street and the
hospital will be on your
left.
この道をまっすぐ行けば左手に病院があります。
中学校の教科書に載ってるような文です。ここで【down】は「まっすぐ」と訳されています。こういう会話がなされるのは、たいてい道案内です。このときの基準は「現在地」です。「現在地から下に」というのはどういう事でしょうか?
例えば、ある一点から下に進む物を見ていると、段々小さくなりますよね。それがここでの【down】が引き出すイメージです。
繁華街の事を【downtown】って言いますよね。発展している都市は、たいてい海抜の低い所にあるからです。どこを基準に…と聞かれると少し難しいですが。逆に【uptown】と言えば、海抜が高い所にある町、つまり「山の手」とか「住宅街」を意味しますよ。
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