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【about】
これも、おそらく皆さんの理解している意味と結構似ていると思います。
【about】
(何かの周りを漠然と)取り巻くように
このイメージから「取り巻くように」を抽出すれば「まわりに、~について」、「漠然と」を抽出すれば「およそ」という解釈になります。もちろん両方を同時に意味する事もあります。
His recklessness brought
about this failure.
彼の無鉄砲がこの失敗を引き起こした。
こんな風に言われないように皆さんも気をつけてくださいね。さて、皆さんは【bring about】で「引き起こす」なんて暗記させられたのではないですか(まだ見たこともない、という人はごめんなさい)?なぜそんな意味になるのか考えたことはありますか?答えはわからなくても疑問に思うことが大切なのです。そういう時は先生に質問してみましょう。そこでいきなり「そう覚えろ」と返されたら、僕から言わせればその先生はあまりいい先生ではありません。そういう時はALTに聞いてみましょう。英会話の練習にもなって一石二鳥ですよ。
では本題です。【bring】の原義は、簡単いえば「移動させる」です。それに【about】がくっついているのですから、「aboutにbringする」という事です。
これを見て「はぁ!?」と思った方もいると思いますが、英熟語なんて全部この理屈です。イメージを抑えればこの理屈で大概の熟語はわかる様になります。
ここで、【about】のイメージから「取り巻くように」を抽出し、「周りに」と変換します。すると「bring about」で「周りに移動させる」となります。始め何もなかった所に何かを持っていく訳ですから、「引き起こす、生じさせる」という解釈になります。上記の文で説明すると、彼の無鉄砲さが、元々離れたところにあった「失敗」を彼に近いところまでもって行ったということです。
What do you think about this
reference?
この参考書についてどう思いますか?
これはこの文を書いていて僕が思うことです。【this reference】の周りにいるとあなたは何を思うのか、という事です。
・・・できればレビューなどで率直な感想を述べていただけると幸いです。
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