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先程の文で、「~で」って手段だから【by】じゃダメなの?と思ったそこのあなた!いい勘を持ってます。思わなかった人も気にしないで。これから経験を積めば、いろんな疑問を持てるようになります。
【with】は存在を重視する単語でしたね?【by】を手段で使う時は【by bus】の様によく不可算と使われます。それは存在を重要視していないからです。
例えば【go to school by bus】なら、学校へ行く事に重点が置かれていて、バスの存在感は希薄です。ただ近くにあるから頼ってる感じ。しかし、【lend me something to write with】となると話は別です。「書く為の何か」が無ければ「書く」という行為は不可能です。だから存在が強調される【with】がよく使われます。
ところで、先程の文の【with】を【on】に変えるとどうなるでしょう?【something to write on】とは何を指しているのでしょうか?
皆さんならお分かりですね?
【write on something】が元の形です。何かを書く時にペン先が触れる物と言えば………
そう、「紙」ですよ。【with】なら書く為の道具だから「ペン」、【on】ならそこに文字を書かれる物だから「紙」になるんですね。
さて、前置詞は一通りやり終えました。勿論まだまだ前置詞はありますが、よく見るのはこの辺りではないでしょうか?また機会があれば他の前置詞も紹介したいと思います。
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