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そんな男子生徒を嫌そうに睨みつける女子生徒。
「不満?ありまくりよっ!
私はね、あんたみたいな人を見下す奴が嫌いなのよ!
だから、あんたからの誘いを受けるなんて永久的に無理ッ!不可能ッ!わかった!?」
女子生徒は物凄い勢いで男子生徒に刃向かう。
しかし、そんな女子生徒に全く動じることなく、男子生徒は呆れたようにやれやれとため息をつく。
「ふぅ……君はいつになったら僕の良さを分かってくれるんだ?
まあ、そんな君も含めて僕は好きなんだけどね……」
「……関わると厄介な事になりそうだな。
いや、なる。絶対に」
フレイはしばらくその光景を見ていたが、何かを察知したらしく、スルーで学園へ向かう事にした。
(はぁ、もう面倒くさいコイツ……)
女子生徒はそう思いながら俯いてため息をつく。
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