クラノア―落ちた少女―

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場所は変わり現代の地球。 フェティバルの存在など知らぬ世界に彼女はいた。 ―ク……ア… (…だ…れ) ―の……め…みつ…た― (なに…だれ…) ―見つけた…― ジリリリリリ!! けたたましく目覚めしの音が部屋に鳴り響く。 その音でこの部屋の主は目を覚ました。 「また―あの夢…」 部屋の主こと、如月白雪。彼女はここ最近毎夜見る不可思議な夢に悩まされていた。 「なんなの一体…」 考えても答えに行き着かない事に一つため息を落とした。
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