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セーラー服に身を包んだ白雪はダイニングに降りる。
「おはようございます。叔母さん叔父さん。」
「あらおはよう。」
「おはよう白雪ちゃん。」
テ―ブルにつき叔母夫婦と朝食を囲む。
白雪は早くに親を亡くし叔母夫婦の家に引き取られた。
カチャカチャと食器の音が響く。
白雪は叔母夫婦と上手くいっていないわけでもないが、上手くいってるわけでもない。
つかづ離れずの距離でかれこれ過ごしていた。
(あの夢が声が―離れない。)
ご飯を口に含みながら白雪の頭はあの夢を考えていた。
(考えても仕方ないよね…私には関係ないもん。)
「ごちそうさまでした。じゃあ、行ってきます。」
朝食を終えいつもの様に白雪は学校へえと向かって行く。
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