クラノア―落ちた少女―

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(見つけ―…おい…で) ハッ! 目を覚ますとそこは放課後の教室だった。 「やだ…寝ちゃったんだ。」 教室には夕日が差し込んでいた。 ふと見ると自分の机に紙が置かれていた。 白雪へ。 全然起こしてもまったく!鼻つまんでも起きないので先に帰るよー。 起きたらメールしてねっ~ 万里より❤ と紙には書かれていた。 「万里のやつ…鼻つまんだは余計よ…もうこんな時間。 早く帰ろうとっ。」
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