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「ぅっ…」
体の寒さに目を覚ますと白雪は見知らぬ森にいた。
「寒っ!」
見ると白雪の肩より長いの黒髪は水を滴らせセーラー服は水を存分に含ませていた。
「あの水の中に入ったの夢じゃないの…?とゆうか…ここどこ?」
周りは見渡す限りの森。 しかも夜。空に浮かぶ月がわずかに光で照らしていた。
「一体私が何したってゆうの…」
ガックと肩を落とす。
(元はと言えばあの夢が悪いのよっ!私をこんな目に合わせて!)
「ハッ…くしゅんっ!!」
「ぅうっ…寒い。ともかくここにいたら凍死まっしぐらだわ…。」
(怖いけどとりあえず人探さなきゃ…)
見た限りではどこまでも続く森と森と森…
「くっ…もうなんなのよ本当にっ…」
白雪の声は空しく空に響いた。
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