僕の音楽

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「貴方が言ってる事、めちゃくちゃよ!!!」 「何が?」 「感情的に、ピアノ弾いてたら、突然未来に来ていたッてわけ?」 「あァ。そうさ。」 「あり得ないわ。」 「どうしてさ?」 「だって、シューベルトは、オーストリアのウィーン生まれだもの。日本語なんて、話せるわけなィもの。」 「日本語?日本語なんて話しているのか?僕が?」 「ええ。そうよ。」 「僕は、日本語なんて…」 「え?さっきから……」 何が何だか分からない。この人は、さっきから、何を話しているのだろう…… ――ガチャガチャ 「楓-!!!ちょっと!!空けてよ!」 そんなとき、親友の、里歩が来た。
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