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それはまだ、家庭用ゲーム機がスーパーファ○コンが主流だった頃の話です。
当時は自宅の北の間はAVルームと化していて、大きなコンポとゲーム、大きなTVがあり、ゲームをやるときはドアに背を向けて座る、という状態でした。
長時間遊びすぎると、知らない間に後ろに親がいて、こっぴどくしかられたものです。
私は、そのとき話題になった「学校の怪談」というサウンドノベルのゲームが友人達の間で流行り、やっと借りれたところでした。
自分で買うほどお小遣のない私は、返却期限がせまるなか、毎日一生懸命こつこつと進めていました。
その期限も後数日。
怖い話が沢山よめて楽しいのと、期日が迫ってきているのが相俟って、時間を忘れてゲームに勤しんでいました。
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