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章悟は、立ち上がり机の上にあるスティックと鍵を取る。
章悟「じゃ、そうと決まれば練習だな!」
奏「また無断でスタジオ借りんのかよ……。」
章悟「今日は許可取ってるから大丈夫だ。」
雅「ホント、あんたん家って便利よね。」
章悟「ま、俺にとっちゃ最高だな。」
奏「俺らにとっても、だろ?」
それから他愛のない会話をしながら、俺たちは章悟の家の横にある、章悟の親父さんの経営するスタジオへと足を運んだ。
自宅横にスタジオがあるなんて素晴らしいな。
章悟「じゃ、今から2時間位練習して合わせて見ようぜ?」
奏・雅「「わかった(よ)」」
こうして各自練習に入る。
先ずは、先程もチューニングをしたがもう一度チューニングした後、指を慣らす為に適当に音を出す。
四分や八分、十六分で色々なリズムパターンを練習し、30分経った位から貰った4曲を練習し始めた。
大体の譜面は簡単で一部面倒な部分があったりなかったりだが特に問題はないな。
あと問題と言えば適当に任された英語詞を頑張らないといけないな。
元々英語出来ない訳でもないから、平気だな。それにこの英語詞は簡単だしな。
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