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それから暫く俺たちは練習して今は互いに向き合い――……と言っても三角形なんだが、セッションしようとしている。
章悟「最初はボーカル抜きで演ってみるからな。準備は良いか?」
奏「いつでも。」
雅「OKよ。」
俺らが返事をすると、章悟はスティックを構えスネアドラムの端に沿えた。
――……カッ……カッ…カッカッカッカッ!
スティックの四つ打ちの音を合図に俺たちは演奏にのめり込む。
因みに、俺はもちろんベースそしてサブボーカル担当。
雅はメインボーカルとギター担当。
章悟はサブボーカルとドラムを担当している。
全員がボーカルって言うのは中々面白かったりする。一人一人声に特徴があって、この曲はメインが雅でサブは俺とかメインを俺でサブを章悟だの色々な組み合わせで演る。
意外性と色んな音楽を視聴者に聞かせれるし、何より自分たちも楽しいからな。
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