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………………。
そんなこんなで、他の3曲も無事合わせる事が出来た俺たちは、ファミレスにいる。
何故かだって?
いきなりこんな話を持ち込んだ章悟におごらせる為だ。
章悟「……お前ら遠慮って言葉、知ってるか?」
雅「何それ?」
奏「お前がそんなこと言う権利あるかどうか、良く考えてから発言してくれ。」
章悟「……まぢで勘弁してくれ…………。」
俺たちの目の前にあるのは、若鶏のからあげ×5、ビックリ☆ギッシリ!ジャンボハンバーグ×2にジャンボパフェ、そして彩り豊かなケーキ×10。
因みに、若鶏のからあげは雅の好物だから5個も頼んでいる。あー、俺はジャンボハンバーグだ。
金額にして5000円は裕に超える品々だ。
雅「もちろん却下だよ。」
奏「かける言葉もないって言うのはこの事だな。」
章悟「そう思うんなら自重してくれ……。」
因みに、俺はこれでも腹は足りるが雅は足りない様でまた新たな物を頼もうとメニューを眺めている。
いつも思うけど、良く肥らないと思う。あれは人類の謎に値する胃袋で、ギャル曾根と良い勝負だ。
奏「そういや、明日はどうする?」
章悟「各自で個人練習!」
雅「ははひわほれへひひへほ。」
奏「……口の中の物失くして喋ろうな。」
――ゴクッ!
雅「あたしはそれでいいよ?明日も学校あるしさ。」
奏「雅に賛成だな。誰かさんのせいで睡眠時間減ったしな。」
俺はそう言ってあからさまに章悟を見る。それに章悟は苦笑いで答える。
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