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――……それから食しに食し、支払いを終えた俺たちはファミレスの外に出た。
奏「じゃあ、また次のセッションはメールでよろしく。」
章悟「……おぅ。」
雅「元気出しなよ、章悟っ。」
あの後ブラックホール並の胃袋を持つ雅は、更に注文を重ね、その額は、5桁に突入したとかしないとか。
ま、章悟の様子を見ればその合否はわかるけど。
奏「じゃ俺は帰るからな。」
雅「お疲れ様ぁ。」
章悟「おつかれ……。」
余程満足したのか、満面の笑みを浮かべる雅と、財布が氷河期に陥った、ゾンビ章悟。
俺は雅とゾンビ章悟の視線を背中に浴びながら、帰宅した。
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