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奏「まぁ来ても特に問題はないが……。」 佳奈「良いんですか?良いんですか?!イヤッホ―ッ!!」 恥かしいから叫ぶな。店員さんガン見してるだろ。 佳奈「あ、すいません……。」 軽く赤面し、店員に謝る。極度のおっちょこちょい、いや天然なんだろうな。 奏「じゃ行くか?」 佳奈「はいっ!」 かくして、佳奈とやらは俺の家に来る事に。許可して良かったのか、今更ながら後悔している俺。 さらに言うならあって数時間しか経ってない知り合いの家に入るって勇気あるよな、コイツ。 佳奈とやらがチャリなもんで、バイクを押しながら俺の家に行き、現在俺の部屋。 家に着いて先ず思ったことは、こいつ(佳奈)を家に上げなくてもCD貸せばそれで済むじゃんってこと。 まぁどうでもよかったがな。それにしても、いつも綺麗にしといて良かったと常々思う。 そして、今は佳奈とやらはコンポに釘付けだ。 その間に麦茶とつまみ程度のお菓子をテーブルに出し、俺も曲を聞いている。 自分の声って、こうして聞くと別人だよな。俺が俺じゃないみたいで不思議だ。
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