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次の日…
お通夜と御葬式を一気に行われた。
目の前に、倒れている…女は…奇妙な形をしていた。
何もかもを、壊したかったのだろうか…
それとも…
「朋子…朋子…」
母親らしき人が、子供の前で泣き崩れていた。
この子の、一生が物凄く短く感じた。
母親らしき人が
遺書らしきものを…持ち泣きながら、遺書の内容を語った。
『私は、短い人生の中で共に歩める【友達】を見つけました。名前は、聞いていませんがとても優しく微笑みかけてくれた。だから、私は自殺…出来ると思い自殺しました。
お母さん、今まで育ててくれてありがとう。
私には、兄弟がいないせいにしてたくさん悩みながら泣いていました。たくさん、悩み
結果に、たどり着いたのが自殺です。
可哀想じゃないよ。お母さん…ごめんなさい』
辺りはシーンと静まり返っていた。
母親らしき人は、号泣していた。
私も、泣いていた。
友達に、なれたのに一人にされたから…。
苦笑いの彼女を、ずっと忘れない。
いつまでも、一緒だからね。
ありがとう…と、一言言えたのが良かったと思っていた。
あの時 一言…
言いそびれたらどれだけ…後悔していたのか…わからない。
でも、怨みたくはなかった。感情と考えが真逆になっていたとは思ってなかったから
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