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何かが弾けたように、言葉があふれ出した。
「私の事、好きになってくれて…嬉しかったです。こんな私の事を見ていてくれた人がいて
本当に嬉しかったんです」
カァッと目頭が熱くなる。
それでも止らず、言葉は自然と口から零れる。
「川崎先生にいっぱい助けられて、それなのに気付かなくて本当にごめんなさい。でも私、川崎先生の事、本当に慕っています。いつもいつも感謝しています」
「だから、忘れません。本当に、ありがとうございます…」
そこまで言ったら、ぽろっと涙が零れた。
今日は散々泣いて泣いて、もういい加減涙も枯れたと思っていたのに。
またしても、私の目からは涙が溢れて止らなくなってしまった。
「ほん…とう…に…」
嗚咽交じりで上手く話せなくなってきてしまう。
最後まで、ちゃんと伝えたいのに…!
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