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「パパの仕事の関係でアメリカへね、、、あたし、生まれたのも育ったのも東京だから、誰も知らない場所に行くのが怖い。それにあたしはこの街が好きで、この学校も友達も大好きで、どうしても離れたくない人だっている。」
俺は胸の奥に今まで感じたことのない違和感を感じつつも黙っていた。
この違和感、一体なんだって言うんだよ。
宮野が居なくなるだけで俺にとっては何も変わらないじゃねぇか。
「アメリカか。こっちに戻ってくるのは大変そうだな。」
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